どうも、ケンタロウ(@kentaro_koga)です
レザークラフトをしていて、どんな革を買えばいいのか悩みますよね
僕も過去の何度か失敗しました。
財布が分厚くなったり、ふにゃふにゃで全然手縫いできなかったり、革は奥深いですね。
レザークラフトをしていく中で、だいぶわかってきましてので、以下で革の選び方、それぞれの革の特徴や購入場所などできる限りまとめてみました
どんな革を買えばいいのか悩んでいる方は是非参考にしてみてください^ ^
革の厚さを決める
何を作るかによって、革の厚さを変えないといけません。
理由は、例えば財布を作る際に、内装のカードを入れるところを2mmなど厚めの革で作ってしまうと、財布が分厚くなってしまい、ゴツゴツした財布になってしまうからです。
作品別の厚さの例:
1mm~1.5mm
- 財布の内装
- キーケース・カードケースなどの小物
- 時計のバンドなど
- トートバッグ
2mmでも小物は作れますが、少しゴツ目になります。
2mm~それ以上
- 財布の外装
- 鞄の外装
- ベルト
あくまでも参考なので、必要に応じて変えてください^ ^
また、革の硬さや自身の好みにもよりますので、状況にあった革を選んでくださいね
革の鞣しで選ぶ
鞣という動物の皮を「革」にする工程は非常に重要で、メジャーな鞣の方法は「タンニンなめし」と「クロムなめし」の2つがあり、それぞれ特徴があります。
下で解説していきます
タンニンなめしについて
タンニン鞣のメリットは以下
- 天然成分でなめしているので、環境に優しい。
- 経年変化が楽しめる。
タンニン鞣のデメリットは以下
- 生産にコスト・時間がかかるので価格も高くなりがち。
- キズや跡がつきやすく、水に弱い。
タンニン鞣の特徴
伸縮性がなく、硬いのが多いですので、バッグなどのアイテムの型崩れがしにくいです。
ベルトやストラップなど伸縮してほしくないアイテムに向いています。
めちゃめちゃ分厚いと縫いにくいですが、硬いので比較的に初心者が手縫いするのに使いやすい革になります。
また、経年変化を楽しみたい、環境に優しいのが良いならタンニンなめしを選ぶと良いと思います。
クロムなめしについて
世の中の80~90%の革がクロムなめしになります。
クロムなめしのメリットは以下
- 生産が安い。軽い。
- 経年変化はほとんどない。(人によってはデメリット)
- キズや変化に強い。
- 着色しやすい。
クロムなめしのデメリットは以下
- 化学薬品を使っているから環境には悪い。
- 稀にアレルギー反応が出ることもある。(ほとんどないですが)
クロムなめしの特徴
伸縮性があって柔らかいのでトートバッグなどが作りやすいです。縫った後に裏返すのがやりやすいので。
薄くて柔らかいクロムなめしは手縫いがしにくいので、初心者には向いていないかと思います。
レザージャケットなど柔らかくて滑らかで伸び縮みして丈夫なものを作りたい場合は、クロムなめしがおすすめです。
個人的にタンニンなめしをよく使っています。
硬くてしっかりした感じが好きで、天然成分で環境に優しいのが好きなので。
革が買えるおすすめのオンラインショップ
革屋さんに行くのもいいですが、このご時世あまり外に出たく無いですよね。。>< なので、僕はほとんどネットで革を注文しています。 前からずっとネットで革を買っていますが、特に嫌な思いもなく、綺麗な革が簡単に手に入るので、満足しています。 僕が使っているショップは以下です。
他にも色々なオンラインショップがあるのですが、僕が今まで購入した中ですと以上になります。
今後他のショップさんからもどんどん購入していこうと考えていますので、随時追記していくか、記事を別に書いていこうかと思います。
十革十色、1つ1つ違いがあるので、それぞれの革の特徴を楽しみましょう
革も元々は動物の皮膚です。
もともと食肉用の動物の皮膚を鞣して革に加工しているので、牛が多いのですが、やはりそれぞれ特徴があります。
シボと言われる革のシワや、トラと言われる太いシワ、血管の跡や傷、色ムラなど様々な表情があります。(細かくは別記事にしますが)
十人十色、十革十色です。
1つ1つ特徴があるので、まずは厚さと鞣の方法をみて作りたいものに合いそうな革を選んでください^ ^
革の硬さや経年変化の有無、特徴を詳細に書いているショップさんもありますので、チェックしてみてください^ ^
では良いレザクラライフを〜