【フィルムカメラ】RICOH XR500の使い方・作例

Camera

どうも、ケンタロウ(@kentaro_koga)です

父親が中学生の頃使っていたフィルムカメラ、RICOH XR500を修理に出して復活させました。

僕が小さい頃亡くなった祖父から父へのプレゼントだったみたいで、内緒で修理に出してサプライズしたらかなり喜んでくれていました^ ^

40年前に発売されたカメラで高級な機種ではありませんが、かなり良い感じに撮れたのでびっくりしました。
(ちなみにこれが初めてのフィルムカメラですw)

僕自身、最初は趣味でカメラを触っていましたが、Web制作の仕事に加えてたまに撮影の仕事もやったり、レタッチもしています。

全部デジタルでフィルムは小学校の頃、使い捨てのカメラで写真を数枚撮った程度なので、初めてのフィルムカメラということにしておきますw

この記事ではこのRICOH XR500の使い方と作例を紹介していきます。

フィルムカメラの使い方がわからない方も、他の機種を使っている方も、是非RICOH XR500がどんなカメラか覗いてみてください^ ^


フィルムの装填方法

RICOH XR500は特殊なフィルムの入れ方ではないので、これを覚えておくと大体のフィルムカメラは対応可能かと思います。

中には特殊な装填方法のカメラもありますので、最初使う時は気をつけてくださいね^ ^

それでは写真付きでフィルムの装填を紹介していきます。

裏蓋を開ける

まずは裏蓋を開けていきます。

まず、写真で触れている箇所(巻き戻しノブ)を持ち上げます

持ち上げてちょっとクイッ上に引っ張るとすぐに開きますので、乱暴に強く引っ張りすぎないようにしてくださいね

こんな感じでパカーンと

フィルムを装填する

まずは先ほど持ち上げた巻き戻しノブは上に持ち上がったままフィルムを入れます

こんな感じです。
向きに注意してください

そしたら持ち上がっている巻き戻しノブを中に戻してフィルムを固定します。

フィルムをひっかける(ここ大事!!)

こんな感じでフィルムを引っ張って右側の巻き取りスプールに差し込みます。

見にくいかもですが、フィルムをひっかけるところがありますので、そこにしっかり差し込みます。

裏蓋を開けたままレバーでフィルムを巻きます
この時しっかりフィルムが送られていることを確認します

フィルムの上下の穴に凸凹が噛み合っていることも確認します

フィルムを巻く

裏蓋を閉じて、レバーを回し、空シャッターを切ります。

ここで巻き戻しクランクを時計回りに軽く回してフィルムのたるみをとります。

強く回しすぎるとフィルムが傷んだり取れてしまったりするので気をつけましょう。

フィルムカウンターが1になるまで空シャッターを切ります。

これでフィルムのセットは完了です。

感度を合わせる

フィルムに合わせて感度を設定します。

今回はKodakの200のフィルムを使用していますので、200に合わせます。

リング横の銀のボタンを押すとリングが回るようになります。

*電池が必要です

RICOH XR500は電池で露出計が作動しています。

底にこのような丸い蓋があるので、コインで回すと簡単に開きます。

この中にG13(S76またはMS76)1.5V 銀電池を2個入れます。

プラスとマイナスの向きを間違えないように蓋の内側にガイドにしたがって入れてください。

撮影方法

それでは撮影の方法を解説していきます

シャッタースピードの調整

シャッタースピードはシャッターが開いて閉じるまでの時間の長さのことで、最初は以下のように覚えておくとOKです

  • シャッタースピード速い:暗く写る・動いているものがくっきり写る
  • シャッタースピード遅い:明るく写る・動いているものがブレて写る

例えば動物や子供など動いているものを撮る時はシャッタースピードは速い方が被写体がブレずに写ります。

三脚を使って暗いところを明るく撮りたい場合や星を撮りたい時にはシャッタースピードを遅くします。

RICOH XR500のシャッタースピードは以下の8段階です

  • 500(500分の1秒)
  • 250(250分の1秒)
  • 125(125分の1秒)
  • 60(60分の1秒)
  • 30(30分の1秒)
  • 15(15分の1秒)
  • 8(8分の1秒)
  • B(バルブ)

*B(バルブ)はシャッターを押している間、シャッターを開いておける設定です。

ファインダーを覗くと棒の先に丸がついたものが右側に見えるかと思います。

これがシャッター追針です。

もう一つ棒が見えるかと思いますが、こちらがメーター指針です。

シャッタースピードを変えると、シャッター追針が動くのがわかります。

このシャッター追針とメーター指針が重なるように調整しながら撮影します。

メーター指針は以下で説明する絞りのリングを回すことで上下に動きます。

メーターはレバーをこのようにしていないと作動しませんので、ご注意ください。

この状態ですとメーターは作動せず、シャッターもおりません。

絞りの調整

一番カメラ側のリングを回して絞りを調整します。

今つけているレンズの絞りには「2 / 2.8 / 4 / 5.6 / 8 / 11 / 16」とありますので、撮影環境に応じてその間で調整していきます。

絞りに関しては以下のように覚えておくと良いです

  • 値が小さい:明るい、ボケる
  • 値が大きい:暗い、ボケない

フィルム写真は「フィルムの感度・シャッタースピード・絞り」で写り方が決まります。

日中の明るい時に晴れた屋外で良い感じに背景がボケた写真を撮りたい人は、フィルムの感度が低めのもの100~200(400でも可)を選び、絞りの値を出来るだけ小さくして撮影しましょう。

逆に夕方〜夜の暗い環境で、撮影をしたい場合はフィルムの感度が高めのものを選ぶか、三脚を用意してシャッタースピードを遅めに調整して撮影しましょう。

どちらにせよ、練習が必要なので、カメラの基本「ISO(光への感度)、シャッタースピード、絞り(F値)」について学んだあとは撮影に出かけて実験してみてください^ ^

フォーカス

RICOH XR500はマニュアルフォーカスです。

最初は難しいですが、慣れたら全然大丈夫です。

完璧にフォーカスできていない写真が価値が無いことなんて無いので、別に気にしませんし^ ^

フォーカスリングは一番外側にあり、回すとレンズが動くのがわかります。

ファインダーを覗くと真ん中に丸が見えるかと思います。

その丸の中が斜めに割れていて、その中に写っている像がずれているのがわかります。

周りもフォーカスできておらず、ボケているのがわかりますね。

フォーカスリングを回して、丸の中の像のズレを無くしていくと、周りのボケもなくなってピントが合ってきます。

これでピントが合っているので、あとは先ほどのシャッタースピードと絞りを調節して、シャッターを切ると写真が撮れます。

セルフタイマーもあります

レンズの隣にある小さなレバーがセルフタイマーになります。

このレバーを反時計回りに引くと約10秒後にシャッターがおります。

記念撮影やシャッターを押した時の手振れを無くしたい時(星の撮影など)に使えます。

レンズの交換方法

レンズはセルフタイマーのレバーの近くにレンズ着脱用のボタンがありますので、それを押したままレンズを反時計周りに回すと外れます。

取り付けはボディマウントにある赤い点とレンズマウントにある赤い点を合わせて、時計回りにカチッとなるまで回すだけです。

フィルムの取り出し方法

フィルムがなくなるとフィルムを巻くレバーが途中で動かなくなります。

ここで強くレバーを引っ張らないように気をつけてください。

そのフィルムでの撮影が終わったので、フィルムを巻いて取り出していきます。

カメラの底にある小さなボタンがフィルムの巻き戻しボタンです。

これを押すと、ボタンは押し込まれたままロックされます。

あとは、巻き戻しクランクを起こして矢印の方向に回していきます。
もし回らない場合は、巻き戻しボタンがうまく押し込まれていないかもしれないので、もう一度チェックしてください。
くれぐれも無理やり巻き戻しクランクを回さないように。

巻いていると途中で軽くなるので、そこで巻き戻しは完了です。

最初と同様、巻き戻しノブを持ち上げて裏蓋を開け、フィルムを取り出します。

以上でフィルムの装填から撮影、フィルムの取り出しまでの解説は終わりです^ ^

下で実際に撮影した作例を紹介して終わりますね^ ^

RICOH XR500の作例

使用したフィルムと共に作例を紹介していきます^ ^

もちろん加工はしてません。撮って出しの写真です^ ^

*ところどころズームレンズを使っています

FUJIFILM カラーネガフイルム フジカラー PREMIUM 400

ちょっと緑がかったような写真になります^ ^

FUJIFILM フジフイルム 業務用フィルム ISO100

こちらは生産終了してしまったフィルムです。。。T T

結構好きな雰囲気だったので、結構ショックです。。

Kodak カラーネガフィルム GOLD 200

こちらは名前の通りちょっとゴールドがかった雰囲気になります^ ^

個人的に屋外の方が雰囲気が好みです

Kodak カラーネガフィルム ULTRAMAX 400 35mm

こちらもKodakのフィルムでISOは400です^ ^

感度が高めなので屋外では絞らず撮ってます


Kodak リバーサルフィルム エクタクローム 35mm プロフェッショナル用 E100G 36枚

こちらはリバーサルフィルムというちょっと特殊なフィルムで、現像に結構時間がかかりました。

詳しくはまた別の記事で解説しますが、とても綺麗に鮮やかに写ります^ ^

コストがかかるのでここぞ!という時に使うのが良いかと個人的に思いました。

以上ちょっと少ないかもですが、なんとなく雰囲気が参考になれば幸いです^ ^

是非いろんなフィルムを試して、好きなフィルムを探してください^ ^

では〜