レザークラフトの基礎知識まとめ【鞣・革の部位、種類、特徴など】

Leather Craft

どうも、ケンタロウ(@kentaro_koga)です^ ^

レザークラフトを趣味で始めて5年ほど経ちました。頻度は少ないですが。。

そこで自分のためにも、これからレザークラフトをスタートする人のためにも、基礎的なレザークラフトの知識をまとめてみました。

最初はそこまで深く知らなくても良いかとは思いますが、知っておくことで、自分が作るアイテムや目的によって正しく革を選ぶヒントになるので、紹介していきます。

自分自身も、全然知らないことばかりで始めて沢山失敗したので、是非基本的な知識はザッと目を通してみてください^ ^


皮と革

動物の皮はそのまま「皮」と呼ばれ、動物の「皮」から毛を取り除き、鞣しと呼ばれる腐敗防止処理をしたものが、「革」と呼ばれます。

鞣し(なめし)とは革を作るのに重要な工程で、代表的な2つの鞣しを紹介します。

鞣の種類

タンニンなめし」「クロムなめし」の2種類があり、それぞれ特徴があり、仕上がりが全然違います。

タンニンなめし

植物性の「タンニン」を使って革を加工する(なめす)方法です。

昔から使われている方法で、手間がかなりかかり、完成まで5ヶ月ほどかかることもあります。

経年変化を楽しめて、経年変化によって丈夫になります。

また、植物性なので環境にも人にも優しいです。

ただ、雨に弱く、変色・変化が激しいので、扱いには要注意です。

市販のタンニンなめし革にも種類があるので下の方で紹介していきますね。

クロムなめし

塩基性硫酸クロムを使って革をなめす方法です。

タンニンより早くなめすことができて、スムーズな仕上がりになります。

耐熱性、染色性、弾力性があります。

ただ、柔らかすぎて初心者は使いにくいかもしれません。

経年変化はあまりないので、革製品の経年変化が好きな人、育てている感じが好きな人はタンニンなめしがおすすめです。

柔らかいので、柔軟性を持たせたいアイテム「レザージャケットやトートバッグ」に向いています。
トートバッグは縫った後に裏返すので、その作業が柔軟性のある革だと楽です。

革の部位の名前と意味

いろんな記事やYouTubeでもよく出てくるのが「銀面」「床面」「コバ」の3つ。

それぞれ何なのか紹介していきますね。

銀面

革の表の部分で、通常外側にくる動物の皮の状態の皮膚にあたる面です。

床面

銀面の反対の面で裏のザラザラした面で、通常トコフィニッシュ等とガラス板を使用して磨き、手触りと見た目を良くします。

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コバ

革を切った時にできる切り口を「コバ」と呼びます。

綺麗にツヤツヤにしたい場合、際ほどのトコフィニッシュ、トコノール等をつけて、コバ磨きで磨きます。

革の扱い

特に銀面は簡単に傷が着くので爪で引っ掻いたりしないように注意です。

湿気や日光にも弱いので、風通しの良い日陰に保管します。

ヌメ革は、定期的にブラッシングをします。

濡れやすい製品は防水スプレーをしておくと良いです。

防水スプレーは日焼けも防ぐので、日焼けでの変化を楽しみたいならしなくてもいいかと思いますが、その辺は個人の判断で^ ^

革が乾いていたらオイルを塗ってあげます。

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油分が抜けてしまうとカサカサになりヒビ割れになってしまうので、ヌメ革や栃木レザーは特にオイルは重要になります。

革の単位

〜デジ(ds)という単位が使われています。

大きさは「1デシ→10cm×10cm」です。

革業界ではデジが使われているので、革を購入する時によく目にする機会があるかと思います。

タンニンなめし革の種類

先ほど紹介したタンニンなめし革は処理によって色々特徴が違ってきます。

色々あるのですが、代表的な「ヌメ革」「タンロー」「サドルレザー・オイルレザー」「カラーレザー」「ブライドルレザー」について紹介していきます。

ヌメ革

表面の処理を施さずに仕上げた革で、一番革らしい質感で経年変化を楽しめるものです

染色もしていないものを指すのですが、お店によっては染色したものもヌメ革と記載している場所もあります。

表面の処理がされていないので、爪で傷つけたり濡らしたりしないように注意が必要です。

タンロー

タンローは「タンニンなめしろうけつ染め用の革」の略です。

ろうけつ染めとは脱色、脱脂した革で、染色がしやすい革になります。

ヌメ革よりも色が白く、脱脂して油分も少なくなっているので、水性の染色料でも色が入りやすいです。

普通のヌメ革と同じように経年変化も楽しめます。

こちらも同様、表面の処理がされていないので、爪で傷つけたり濡らしたりしないように注意が必要ですね。

最初に2週間くらい日光に浴びさせると、内側の油分が染み出して、コーティングされるので、傷や汚れがつきにくくなります。

サドルレザー・オイルレザー

油分を多めに含ませた革。艶のあるヌメ革の名称です。

サドルレザーは馬具の鞍に使われたりするもので、どちらも光沢・艶があります。

ただ、定義や油分量などバラバラでなので、艶感や光沢感がモノによって変わってきます。

カラーレザー

染色した革のことで、革の中まで全部染めているものを「芯通し」と呼びます。

芯通しがされていない革は、中の色が元の革の色なので、磨く時や漉く時など未着色の箇所が出てこないように注意が必要です。


ブライドルレザー

タンニンなめし革をロウに漬け込んだ革で、耐水性、耐久性をあげたもので、高価な革で硬いです。

ロウを染み込ませているので、白い粉が浮き出ることもあります。

もともとイギリスの馬具に使用する為に作られた革で頑丈です。

基礎をザッと覚えて、レザークラフトを楽しみましょう^ ^

以上で基礎知識のまとめは終わりです!

書き足りなかった部分が後から出てきたら追記していきますね

革は本当に奥深いですので、レザークラフトを楽しみながらゆっくり学んでいけばいいと思います。

僕自身もそこまで深く知っている訳では無いので、レザークラフトを楽しんでいく中で、知識を身につけていければと思います。

一番大事なのは楽しむことです^ ^

失敗もあるかと思いますが、それもレザクラの醍醐味です。

それでは、良いレザクラライフを〜