どうも、ケンタロウ(@kentaro_koga)です
この記事ではOlympus TRIP 35について紹介していきます^ ^
Olympus TRIP 35の魅力と使い方、作例をたっぷり書いていきますので、是非みてみてください!
Olympus TRIP 35はどんなフィルムカメラ?
1968年に発売されたコンパクトカメラで、その名の通りちょっとした旅行にぴったりの機種になります。
カメラ自体のデザインもお洒落で、男女問わず人気のフィルムカメラです^ ^
基本スペック
- シャッタースピード:オート(低速 1/30か高速1/250)
- 絞り:オート, 2.8, 4, 5.6, 8, 11, 16, 22
- 焦点距離:40mm
- ピント:目測(ファインダーからはわからない)
絞りは一応F2.8〜22まで設定が可能ですが、シャッタースピードが2つしかないので基本的にオートにしておくと良いです。
以下ではOlympus TRIP 35の特徴について紹介していきます^ ^
とにかくコンパクト
先ほども書きましたが、とてもコンパクトなカメラで小さなバッグに入り、ちょっとお出かけする時に気軽に持っていけます。
散歩する時にちょっとスナップを撮ったり、ちょっと街にお出かけする時にもスペースを取らないので便利です。
電池がいらない
絞りやシャッタースピードがオートと書いていますが、電池は必要ありません^ ^
セレンという光電池が搭載されていて半永久的にオートで撮影が可能です。
もちろんこのセレンが壊れているとなかなか直すことが難しくなります。
写りも良い
小さいからといって侮ってはいけません
なかなか良い感じに写るのでびっくりしますよ^ ^
基本的にオート設定で被写体との距離感だけ気にしながらシャッターを切るだけなので、簡単です。
安く手に入る
メルカリやヤフオクに5,000円〜12,000円の価格帯であります。
ジャンク品となると500円や1,000円でも手に入ることもありますが、ジャンク品は修理が大体必要なので初心者は6,000円くらいから10,000円の動作確認済みのものを買うのが良いかと思います。
*出品者にもよるので自己責任でお願いします
でもやはり怖いので1番はカメラショップに行って買うのが良いと思います。
着せ替えができる
ボディの黒い部分を張り替えて色んなカラーやタイプにカスタマイズすることができます。
メルカリにカスタマイズ済みのものもありますので、是非探してみてください。
もちろんDIYでカスタマイズするのも比較的簡単にできます。
Olympus TRIP 35の使い方
以下ではOlympus TRIP 35の使い方を写真付きで解説していきます。
裏蓋を開ける
横の下の方に小さなレバーがありますので、そこをクイッとあげると裏蓋が開きます。
フィルムを装填する
巻き戻しクランクを持ち上げて、フィルムをセットします。
こんな感じでフィルムが右から出てくるようにセットします。
巻き戻しクランクを降ろしてフィルムを固定します
フィルムを巻く
フィルムを引っ張って右の巻き取りスプールの溝に差し込みます。
溝にしっかり差し込んだら、フィルムを巻いて空シャッターを切ります。
この時、絞りをオートにしていると周りの環境が暗い時にシャッターが切れないので、オート以外の設定にしておきます。
裏蓋を閉じて、フィルムカウンターが1になるまでシャッターを切ります。
以上でフィルムの装填は完了です。
感度を設定する
入れたフィルムの感度に合わせて設定します。
リングを回してフィルムの感度の数字に合わせるだけでオッケーです。
ピントを設定する
Olympus TRIP 35にはピントが4つ用意されています。
こんな感じでアイコンで表現されています。
- 1人アイコン→1m
- 1.5人アイコン→1.5m
- 2人アイコン→2m
- 山アイコン→無限遠
これらから選んで目測で撮影します
赤ベロについて
Olympus TRIP 35は先ほど紹介したように、絞りオートで撮影でき、シャッタースピードが2つ固定なので、基本的にオートで撮影しています。
*オートの場合はシャッタースピードは1/30秒の固定になるようです。
そして、オートで撮影していると暗い環境での撮影の時にシャッターを切ろうとすると、赤いベロのようなものがファインダーに出てきてシャッターが押せなくなります。
なので、もしどうしても暗い時に撮りたい場合はオートを解除しないとシャッターがおりません。
また、Olympus TRIP 35を購入する際に、赤ベロが動作しているかしていないかを確認してください。
赤ベロが出ない場合は、中で何かが引っかかっているか、セレンが壊れている可能性がありますので、買っても修理しないと使えない場合があります。
モルトについて
モルトとは、光がフィルム室に入らないように裏蓋の上下や一眼レフのミラー部分に貼られているものです。
これがないと、隙間から光が入りフィルムが感光してしまいます。
自分で簡単に交換もできるので大丈夫なのですが、こちらも購入時にモルトの交換がされているか確認していた方が良いです^ ^
フィルムの取り出し方
撮影が終わったらフィルムを取り出していきます。
底のボタンを押す
ここのボタンを押して、フィルムのロックを解除します。
巻き上げクランクで巻く
あとは、巻き上げクランクを時計回りに回してフィルムを巻き取ります。
急に軽くなるので、そしたら巻き上げ完了です。
硬い時は無理に巻き上げずに先ほどのロックが解除できているか確認してください。
裏蓋を開けてフィルムを取り出す
最初と同様で横の小さなレバーを引いて裏蓋を開きます。
巻き上げクランクを持ち上げてフィルムを取り出して完了です^ ^
Olympus TRIP 35の作例
ここから少しですが、Olympus TRIP 35の作例を紹介していきます
先ほども書きましたが、写りも柔らかくて綺麗ですよ^ ^
使用しているフィルムはKodakのGold 200です^ ^
比較的安いフィルムですが、良い雰囲気の写真が撮れるのでよく使っています^ ^
また写真を撮ったら追記していきますね^ ^
では、良いフィルムライフを〜