初心者が知っておくべきカメラの基本知識 + おすすめ加工アプリ・ツール

写真を撮るのが好きで独学で勉強しながら手探りで主に風景を撮っています。
一応Instagramもしてます→@taroken1210

僕もまだまだですが、初心者が押さえておくべきカメラの基本知識をまとめました。

これらを覚えておくと、自分が撮りたい写真を迷わずに撮りやすくなるかと思います。
初心者向けなのであまり深くはいきませんので、上級の方は読まなくてオッケーです。

目次

【1】カメラの基本知識

【2】目的別撮影方法

【3】+α :【おすすめ】写真編集加工アプリ・ツール


カメラの基本知識

まずはカメラの基本の知識・用語について解説します。

F値(絞り)を知ろう

これは光を通す穴の大きさの値です。
だいたいの値の範囲は、

...F2.8 / F4 / F5.6 / F8 / F11 / F16...

カメラのモニターなどに表示されているかと思います。

絞りを開ける(F値を下げる)と、ボケる範囲が広がります。
逆に、絞りを絞る(F値を上げる)と、ボケる範囲が狭く(ピントが会う範囲が広く)なります。

F値最大

F値最小

このように背景のボケ具合が違いますね(^^)

とりあえず覚えておくことは、

F値を下げると、ボケる範囲が広がる!!

最初はこれだけで十分です。
何枚も撮ってボケ具合を調整してみてください。

ISO感度を知ろう

ISO = 国際標準化機構(International Organization for Standardization) で定められたフィルムの光の感度(光を感じる敏感さ)を表す数値です。
僕のカメラ:Olympus OMD EM10 MarkⅡではISOLOW(100くらい)~ISO25600まで変更可能でした。

・・・でなんそれ?

ISO感度が高いと光を感じる = 暗いところでも明るく撮影できる

ざっくり言うとこんな感じ。
しかし、ISO感度を上げれば上げるほどノイズが増えてしまいます(画質が荒くなる)。

また、ISO感度を高くするとシャッタースピードを上げて手ブレを防げたり、先ほどの絞りを上げてピントの範囲を広げたりできます。

とりあえず覚えておくことは、

ISO感度を高くすると、暗いとこでも明るく撮れる!!でもノイズが増える!!

以上です。
これも何枚も撮ってみてどんなもんか実感するのが早いです。

シャッタースピードを知ろう

これはそのままでシャッターを切る速度です。

実際にどんな風になるかと言うと、

シャッタースピードが速い:動きが速いものでも止まっているように出来上がる。
手ブレも抑えることができる。

シャッタースピードが遅い:シャッターを開いてから切るまでに被写体が動いたぶんだけシャッと流れて写る。
躍動感が出る。

どんな時にどんな設定をするかは後ほど

覚えておくことは、

シャッタースピードが速いと、止まっているように写る!!手ブレも抑えれる!!
シャッタースピードが遅いと、被写体の動きに躍動感が出る!!

ホワイトバランス(WB)を知ろう

撮影場所によって光源が異なります。
例えば、晴れた日の屋外、日陰、蛍光灯、などなど
ホワイトバランス(WB)とは、これらのどのシチュエーションでも見た目に近い色に調整してくれる機能です。

僕のカメラもで含め、ほとんどのカメラでは、WB:AUTOに設定しておくとカメラが自動的に補正してくれます。
自分でちょっと違った色味を出したいときは手動で設定可能です。

Olympus OMD EM10 MarkⅡだと以下の設定があります。

  • オート AUTO
  • 晴天
  • 日陰
  • 曇天
  • 電球
  • 蛍光灯
  • 水中
  • フラッシュ

カメラによって少し違うかもしれません。

ここで覚えておくことは、

ホワイトバランスで色合いを調整できる!!

最初はAUTOで十分かと思いますが、気になる方は色々試してみてください。

露出を知ろう

これは変態のことではなくて、光を取り込む量(明るさ)のことです。

ISO感度、シャッタースピード、F値の組み合わせによって決まります。
撮影モードによっては自動で決定されますが、もちろん自分で露出を変更できるモードもあります。(カメラによります)

露出を変えることを露出補正と言います。

ここで覚えることは、

露出とは明るさのことで、自分で明るくしたり暗くしたりできる!!そのことを露出補正と呼ぶ!!

目的別の設定方法

ここで代表的な例を3つ上げて、設定の方法を解説します。

背景をボカしたい

コンデジとかiPhoneとかでもぼかすことは可能ですが、一眼やミラーレスの方がちゃんと綺麗にボケます。
背景をぼかすにはいくつか方法があります。

  • (1)F値を下げる
  • (2)被写体に近づく
  • (3)被写体と背景の距離を離す
  • (4)望遠レンズの広角側で撮る

(1)F値を下げる

これは先ほどの解説に出てきた通りで、F値を下げるほど背景はボケます。

(2)被写体に近づく / (3)被写体と背景の距離を離す

2つとも似たようなことですが、被写体と背景の距離が遠いとボケます。

(4)望遠レンズの広角側で撮る

望遠レンズはピントが合う範囲が狭いので背景がボケやすいです。

水の流れを綺麗に撮りたい

皆さんもこんな写真を見たことがあるかと思います。
綺麗ですよね(^^)

撮り方

  • シャッタースピードを遅くする
  • もっと遅くするには絞りを最小にする

*昼間の明るい場所や太陽の光が水に反射している場所だと明るくなりすぎて真っ白になってしまうこともあります。
シャッタースピードが遅いと露出が上がりすぎてしまうからです。
そういうところではNDフィルター(入ってくる光を減らすフィルター)をつけましょう。
また、手ブレを防ぐために三脚も準備しましょう。

星空を撮りたい

ミラーレスでも取れますが、それよりもセンサーが大きい一眼レフで撮るのをオススメします。
ものにもよりますが、センサーが小さいミラーレスだとノイズが一眼よりも出てしまいます。

必要なもの

  • 三脚
  • F値を4.0以下に設定できるレンズ(広角)
  • 懐中電灯
  • マスキングテープ

撮り方

(1)設定をマニュアルモードにする

マニュアルモード以外だと細かい設定ができず、上の画像のように撮れません。

(2)露出の設定

大体の設定は以下

・ISO : 800
・F値 : 最小
・シャッタースピード : 約30秒

何枚か撮ってみて調整してみてください。
場所やカメラによって変わるので、たくさん撮ってベストの設定を見つけましょう。

(3)ピントを合わせる(ここが一番難しいかも)

夜暗い中で小さい星にオートフォーカスはできませんので、マニュアルでセットしないといけません。
無限遠側にリングを回し切って、一番大きい星にピントを合わせるとやりやすいです。
ピントがあったら、リングが動かないようにマスキングテープで止めます。

注意点

大体撮影するときは夜暗い場所で撮影するので懐中電灯は忘れずに持っていきましょう。
また、数人で行った方が安全です。
夏場はヘビなどにご注意を!!

+α : 【おすすめ】写真編集加工アプリ・ツール

VSCO

有名な写真加工アプリです。
無料で結構色々できるので便利です。
こちら→VSCO

例えばこの写真

Before

After

全然違いますよね?
でもやりすぎ注意ですww

Snapseed

こちらも無料のアプリです。
仕様は違いますが、大体はVSCOと同じようなことができます。
どちらも試して好きな方を使えば十分です。
もちろん両方使ってもOKです。
こちら→Snapseed

使いやすいですが最近はVSCOばっかり使ってますww

Photoshop

これは王道ですね。
有料ですが、その分いろんなことができます。

単体だと2,180円/月ですが、フォトプランだとLightroomも使えて980円/月です。
ただし、使える容量などは違うので注意してください。

こちら→Photoshop – フォトプラン

まとめ

写真はやっぱ楽しいです。
うまく撮れないと悔しいけど、数こなしていくと慣れてきます。
初心者の間はとにかく外に出てたくさん写真を撮ってまわることが大事だと思います。(最近行けてないけど、、、ww)

初心者や趣味で撮っているだけの人であれば上手か下手かクリエイティブかそうでないかはどうでもいいです。
写真家やカメラマンだと重要かもしれませんが、、、

撮って撮って設定や角度、場所を変えてみてまた撮って、、、
すると自然に腕も上がります。

ただ写真を撮ることをエンジョイしましょう。

それでは良い写真ライフを〜



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