体育会系部活について振り返ってみた【雑用・規則も紹介】

一言で体育会系というと色んなイメージがあるかと思います

  • 上下関係厳しい
  • アツイ人々
  • 規則・ルールがいっぱい

などなど

僕自身、大学時代は体育会系のテニス部に所属しており、どんなものか経験しています。

この記事では、体育会系をディスる訳ではなく、どんなものだったのか色々紹介していきたいと思います。

体育会系の部活に入ろうとしている人は参考にしてみてください。

もちろん、部活によって変わってきますし、体育会系の部活全てに当てはまる訳ではないので、あくまでも一例として受け取っていただければと思います。


まずは上下関係

1年生の最初に教わったのは以下

  • 1年生=奴隷
  • 2年生=一般市民
  • 3年生=貴族
  • 4年生=神

よくあるやつです笑
まぁ半分冗談みたいな感じです。

それではそれぞれの役目・立場を見ていきましょう

1年生

簡単に言いますと、カイジの地下労働者です笑
2年生から雑用・規則+練習時のミス(テニスではなく1年生の仕事のミス)などについて指導があります。

ずっとボール拾いだけでなく、テニスはプレイ出来ましたが、雑用・声出し・規則がいっぱいありました。(後で紹介します)

2年生

3年生から1年生のミスの指摘が入る
1年生に雑用・規則を教える
また、1年生のミスの指摘と指導

個人的に一番大変なのは2年生の最初です。

なぜなら、まだ1年生の仕事をしつつ新入生の指導をし、3年生から指導が入り、、、というように挟み撃ちみたいになるからです。

また、1年生の仕事をしなくてよくなる「代変わり」という時期があり、それまでは試合のボール拾いなども行わないといけません。

3年生

4年生からの指摘を2年生に伝える、指導する
雑用などはほぼ無し。

4年生、OB/OGに気を遣っておけば大丈夫です。さすが貴族です

4年生

神の降臨です。
この座についた者は、犯罪以外のことは全て許されます(嘘)

部の全体を見て、指導・指揮をします

最後の大会・就活などがあるので忙しいです

僕は指導・指揮するのが苦手だったので特に何もしてません、、、申し訳ない

大体の流れは、
4年生から3年生に指導
3年生から2年生に指導
2年生から1年生に指導

4年生・3年生から1年生へ指導がある時は本当にやばい時です
もりもり怒られます

1年生の雑用・規則はどんなのがある?

色々あるので、雑用と規則に分けて紹介していきます。

多すぎるので全部は紹介出来ないです笑

1年生の雑用

部室掃除・コート整備など

朝集合というものがあって、部室掃除、コート整備、ジャグ(水入れるデカイやつ)洗う、ジャグに入れる氷の準備、雨が降ることを祈る、ということをします。

コート整備の仕方にもルールがありますが、長くなりすぎるので割愛、、、

練習前に集合し部活の準備

練習が始まる前に、部室(コートのそば)に集合して部活の準備をします。

ここでは、ボールの確認や体育の授業があった場合はコート整備を行います。

あと水の準備と雨が降ることを祈るですね(冗談)

練習中の雑用

練習中は雑用・規則のオンパレードです

雑用は、ボールを並べる、ラダー(フットワークのウォーミングアップのやつ)を並べる、声出し、時間を図る、ポイントを数える、ボール拾い、、、などなどです。

規則については下で紹介します。

練習後の雑用

練習後は自主練が大体始まるので、あまり仕事はなかったです。

使わないボールや道具の片付けとかです。

1年生の最初の頃は練習後と朝にボーラー練習(試合時に先輩に付く球拾いの練習)があります。

ボーラーでは大声で時間経過を叫んで、猛ダッシュで球を拾わないといけません。
また、ボールを渡す時も「ボールいきま〜す!!」と叫んでワンバウンドで先輩の胸あたりにボールを渡さないといけません。

ボーラー練習だけで1記事書けるくらい他にもルールややり方があります笑

夜の点検

夜の点検略して「夜点」というものがあって、片付けやナイターライトを消します。

特に無いですが、毎回当番の人はその時間まで残らないといけません。

まだまだありますが、長くなってしまうのでこんくらいにしときます笑

部の規則

規則はたくさんあり、1年生だけではなく2年生、3年生も気を付けないといけません。

クロックス・サンダル禁止

コートの中にはテニスシューズでしか入れません。
もし、コートの中の先輩に呼ばれた時にサンダルなどを履いているとすぐにコート内にいけないので部活の時はサンダルは禁止でした。

あと、見た目がだらしないとか色々理由はあるみたいです。

先輩・OB/OGの前をモノやボールを通過させてはいけない

練習中ボールを渡す時に先輩の前を通してはいけませんでした。
どういうことかというと、
A地点からB地点にボールを渡したい時、その間に先輩が立っていると、先輩の背中側をボールを通すか、先輩の前まで走っていって先輩の前を通さないようにしないといけないということです。

先輩が背を向けたり、「通していいよ」と言ってくれると通しても大丈夫。

練習前時間の細かい報告

練習前になると、1年生は担当の先輩に「集合〇〇分前です」と伝えないといけません。

主に1年生の役は雑用・伝達役です。

練習中も休憩の時に必要に応じて休憩時間が終わる前に時間を伝えます。

色々言い方が決まっている

  • 試合のスコアの伝え方
  • 自己紹介の仕方
  • 注文する弁当は何がいいかの聞き方

など、言い方がテンプレート化しています。

「その方が簡単じゃん」と思うかもしれませんが、1文字でも間違えると怒られます。

罰ラン

1年生(代替わり前の2年生)は仕事のミスが貯まると罰でランニングをさせられます。
タイミングは先輩のさじ加減です。

大学から約6kmほど離れた海までペットボトルを持って走り、海水と砂をそのペットボトルに入れて走って帰ります。*証拠になるため

時間制限は1時間以内でした。
*信号たくさんあるからかなり厳しい

他にも駅伝コースverというものがあり、こっちの方が坂道が多かったりできつかったですね。

今は罰ランはあまりないようです。問題になったので

体育会系部活について思うこと

上で書いてきたこと以外にも雑用・規則はいっぱいあります。

めちゃめちゃ長くなってしまうし、うろ覚えのところもあるので追記していこうかと思います。

さて、「なんでこんな厳しい体育会系部活に入ったの?」「なんでやめなかったの?」と思っているかと思います。

なぜ入ったのか?

「レベルの高い人たちとテニスをしてみたかったから」です。

高校でも部活をしていましたが、環境は真逆で、上下関係もあまり厳しくなかったです。

レベルの高い環境でテニスができると思い、知り合いの先輩や、同期がいたので大学でテニス部に入部しましたが、蓋を開けてみると「なんこれ、ヤベェ」と正直なりましたねww

なんでやめなかったのか?

色々あって1度やめました(あまり詳しくは書かないですが)

色々戻った理由はありますが、当時応援してくれていた親に申し訳ないというのが一番大きな理由だったかなぁ。
僕はそんなに上手くないくせにテニスバカだったのでww

人間自分を正当化したくなるので、続けてよかったと考えるように、部活での経験のメリットを探しました。

メリット

  • 怒られるのになれる
  • 上下関係気をつける
  • 体力つく

とにかくほぼ毎日怒られるので、悟りがひらけます。
上下関係に敏感になり、社会人になった時に使えるらしい
部活の時は大声出して走り回るので体力がつきます。*基本的に部活は週6でした。(テスト前・大会後以外)

デメリット

  • きつい
  • 授業がおろそかになる
  • バイトあまりできない

2年生まではとにかくきつい。それだけ

大会の時は授業に出席できないので、友達がいないと死ぬ。

時間的な制限もあり、バイトがあまりできません。
また、1年生はテニス以外のバイトは認められていません。

月曜日がオフでしたが、僕は月曜日テニスコーチのバイトをしていたのでほぼ毎日テニスです笑

それなのにそんなに上手くないという雑魚さ笑

「社会で上下関係とか先輩への気遣いとかあって、体育会系の部活で学んだことが使える」といいますが、僕的には「I’m fed up(もううんざり)」です笑

もうやりたくないというか、メンタル的に・・・

何事もいい経験だと思いますが、もうこの経験はしなくていいかな。というかしたくないww

最初に書いたように、全ての体育会系部活が紹介したような部活ではないですし、僕が所属していた部活も今はだんだん環境が変わってきているみたいです。

以上、ざっくりですが、体育会系部活の紹介でした



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