英語の勉強をしていて、英語の発音で悩んでいる人が多いかと思います。
僕も留学中はそうでした(英語を話す機会が減ったので最近も・・・ww)
英語の発音にはコツや法則があります。
それを知っているだけで英語の発音に対する意識が変わってくるかと思います。
この記事では僕ら日本人の発音の特徴、問題点や発音のコツと法則を紹介していきます。
*国や地域によって変わってくるので気をつけてください。
日本人の英語の発音の特徴・問題点
まず日本人の英語の発音の特徴は基本的に以下です。
- (1) カタカナ英語
- (2) a.e.i.o.uをつけて発音する
- (3) 気持ち(冗談ではないですww)
(1)カタカナ英語
みなさんご存知のカタカナ英語です。
カタカナ英語の例) "What do you mean?" => "ホワット ドゥ ユウ ミーン?" "What did you do lastnight?" => "ホワット ディッド ユウ ドゥ ラスト ナイト?"
こんな感じでローマ字を実際にどう聞こえるか関係なしにカタカナに変換しています。
実際にどう聞こえるのかをカタカナで表現するのは難しいですが、
こんな感じです。
"What do you mean?" => "ワルユミーン" "What did you do last night?" => "ワリジュドゥーラスナイ"
全然違いますね。
実際にネイティブの友達にどっちが発音が自然か聴いてみてください。
後者を選ぶ人が圧倒的に多いと思います。
このカタカナ英語を治す方法は以下を読むとわかります。
(2)a.e.i.o.uをつけて発音する
これはどういうことかと言いますと、
先ほどの例の、”What did you do last night?”ですが、
カタカナ英語では、”(Ho)Watto diddo yu do lasuto naito?”
最後のmean以外に全部a.e.i.o.uのどれかが付いています。特に”o”
他の例を挙げると、
"This is an apple." => "Disu izu an appulu."
これは“u”がいっぱい付いてます。
これらをしてしまうことでより一層カタカナ英語になってしまいます。
(3)気持ち
これは精神的なことなんですが、周りに日本人(英語が話せる)がいると英語が話しづらくなります。(最近はあまりないですが)
“文法とか間違っていたらなんか言われそう”とか
“こいつ文法間違ってるし”とか思われそうとか
“発音わるっ”って思われてたらどうしよう・・・とか
まさに気にしすぎなのですが、結構当てはまる人多いかと思います。(シャイな人とか特に)
でも実際日本人と英語で話すことはほとんどないですし、もし”文法違うよ”とか色々言われたら”Who the fk cares?”って言ってあげましょうww
あと綺麗に発音すると”コイツカッコつけてるな”って思われる感じがあるかと思います。
そんなことは気にせず綺麗な発音を心がけましょうww
でも逆に英語が必要じゃない時に自慢げに英語をペラペラ喋ったり、
“あれぇ〜、向こうの生活が長かったからか全然日本語が出て来な〜いomg”とか言わない方が良いですww
以下で英語の発音のコツと法則を紹介します。
英語の発音のコツと法則
僕ら日本人が陥りやすい英語の発音の落とし穴について基本的に以下の4つになるかと思います。
- (1)Rの発音
- (2)Lの発音
- (3)THの発音
- (4)意外と知らない法則
順番に紹介した後に練習方法を紹介します。
(1)Rの発音
right, rice, read, correct, pray, etc….
ざっとあげてもたくさん”r”が入った単語が出てきます。
さらに今出した単語の”R”を”L”にすると全然意味の違う単語になってしまいます。
なのでしっかり正しく発音しないと恥づかしい思いをしてしまうかもしれません。
代表的な恥ずかしい例) "I want to eat cooked rice." : 調理されたお米を食べたい。 "I want to eat cooked lice." : 調理されたシラミを食べたい。
シラミを食べたくない人はしっかり発音を練習しましょうww
(2)Lの発音
どちらかというと日本語のラ行に近いですが違います。
light, lice, lead, collect, play, etc….
下に練習方法を紹介しますが、日本語のラ行の感じで話してしまうと先ほどのシラミのように勘違いされる可能性が高いです。
*errectionとellectionの発音にも注意しましょう。
意味は・・・ww
(3)THの発音
これが一番難しいと思います。
ご存知の通り、下を噛んで息を出して発音します。
throw, think, this, either, three, etc…
“th”は”s”になりがちなので、“think(考える)”が”sink(沈む)”になったりして先ほどの”R”と”L”の発音と同様で意味が変わってしまいます。
(4)意外と知らない法則
最初にカタカナ英語の例をあげましたが、この法則を知っていれば変わってくるはずです。
特に難しいわけではありませんが、重要です。
法則はたくさんあるので全部は覚えなくて良いです。
先ほどの例文”What did you do last night?”で解説していきます。
この文ではいくつかの“t”と”d”が消えたり他の音に変わったりします。
変わった後の文をわかりやすく書くと、
"Wha di ju do las nigh"
こんな感じで“t”や”d”が消えたり”j”に変わっています。
僕が通っていた英会話スクールでは“d”と”t”が隣り合ったら”L”の音に変わると教えられてきたので、
"Wa li ju do las nai" カタカナで書くと "ワリジュドゥーラスナイ"
と発音するよう教えられました。(先生は言語障害者に言葉を教える言語の専門家で6ヶ国語話せるすごい人物でした)
ポイントは”t””d”の発音です。
“t”には発音の種類がいくつかあります。(アメリカ英語)
(1) tと普通に発音する | 例) table, tall, test, tennis |
(2) dに変わる(僕はLに変わると教えられましたが、、、ww) | 例) computer->compuder, water->wader, bottle->bodul,etc… |
(3) Nの後に消える | 例) internet->inernet, interview->inerview, twenty->tweny,etc… |
(4) Nの前に強めのNになる(これ難しい) | 例) mountain->mou-N, curtain->cur-N, certain->cer-N,etc… |
(5) 止まる | 例) hot->ho(t), pot->po(t), mat->ma(t), fit->fi(t),etc… |
(4)Nの前に強めのNになるのはこんな感じの発音です。(アメリカン)
*ブリティッシュ英語では”t”も発音していましたが、これも地域によります。
例外もたくさんあるので気をつけましょう。
一応”t”と”d”の発音のコツの動画はこちら(アメリカン)
*ブリティッシュ英語では当てはまらないので注意してください。
例えば、”interview”は”interview”と発音してますし、”mountain”は”mountain”と発音していました。
ベタですが、”water”はアメリカ英語で”wader(ワラ)”みたいに発音しますが、
ブリティッシュ英語では”water(ウォーター)”と発音します。カタカナでは表現しづらいですが、、、
以下の動画で違いがなんとなくわかるかと思います。
わかりやすいですね(^^)
英語の発音の練習方法
僕が実際にやった練習方法は4つ
- (1) siri / google音声検索と話す
- (2) ボイスレコーダーで録音
- (3) 洋楽を歌う
- (4) 英語のリスニング・シャドーイング
(1)siri / google音声検索と話す
設定を英語にして話してみましょう。
ちゃんと発音しないと理解してくれないので良い練習パートナーです。
とりあえず以下の単語を練習してみましょう。
・rとlの発音の練習
light / right, lace / race, pilot / pirate, glass / grass
・thの発音
thanks / think / thing / anything / birthday / either
最近水原希子さんが”either this~”の発音で苦戦しているCMがありますが、あれ結構難しいので練習してみてください。
早口言葉で練習(上級)
難しいですが、一応紹介しときます。
・rとlの早口言葉
・Jerry's jelly berries taste really rare. ・Rory's lawn rake rarely rakes really right. ・A really leery Larry rolls readily to the road. ・The road's load is lessened lightly. ・Lassie Lilly likes Ronny's rulers. ・Lad Larry rarely loves lyres. ・Lessening levels of lead really lures lily pads. ・Revelers revel in leveling levels. ・Barry's Belly riles with bile. ・Billy and Lilly pile pyres for file fires.
・thの早口言葉
・I thought a thought. But the thought I thought wasn't the thought I thought I thought. ・Three thin thieves thought a thousand thoughts. Now if three thin thieves thought a thousand thoughts how many thoughts did each thief think? ・Father, mother, sister, brother - hand in hand with one another. ・They threw three thick things.
これできたらすごいww
(2)ボイスレコーダーに録音
これをすることで実際に自分がどんな発音なのか再確認できます。
自分に聞こえる自分の声は他人に聞こえるそれと違うので、一度簡単な文章でいいので録音してみましょう。
(3)洋楽を歌う
これは先ほど紹介した“消える音”や”変化する音”に耳を慣らして、実際に発音できるようにする練習です。
洋楽も歌えるようになるし一石二鳥です。(ただし文法はあまり参考になりません)
歌うときも”R””L””TH”の発音に注意しましょう。
(4)英語のリスニンング・シャドーイング
英語をたくさん聞いてそれを真似しながら発音の練習をしていきましょう。
先ほど紹介したような発音の法則はいっぱいあるので、法則を全部覚えるより英語をいっぱい聞いて、発音した方が綺麗な発音への近道になると思います。
(発音の法則博士になりたい人は違うかと思いますが)
まとめ
英語の発音は難しいです。
日本語にない発音がたくさんあるのでいっぱい英語を聞いて話して練習しましょう。
僕も最近落ちてきたので頑張ります・・・・
日本では大体アメリカ英語を習うと思いますが、日本人はブリティッシュ英語の方が”r”の発音も弱いし、”t”もあまり消えないので発音しやすいかと思います。(バイリンガールのチカさんも上で紹介した動画でそう言ってますねww)
上で書きましたが、国や地域でぜんぜん違うのであくまでも一つの例として参考にしてくださいませ。
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