レザークラフトでカードケースの作り方【シンプル】

こないだ1時間ほどでシンプルなカードケースを作りました。
レザークラフトは久しぶりだったので細かいところは省いて(忘れて)作りましたww

今回はレザークラフトでシンプルなカードケースの作り方・手順を紹介していきます。

完成品はこんな感じで本当にシンプルです。ごめんなさいww

使っている道具については以下の記事で紹介しています。


どんなものを作るのか設計する

まずは自分がどんなものを作りたいのか設計していきます。
基本的に確認することは以下です。

  • (1)構造的に実現可能かどうか
  • (2)ポケットの数
  • (3)縫う場所の確認
  • (4)サイズ

(1)構造的に実現可能かどうかは実際に革を切り出す前に、紙で作ってみるとわかりやすいです。

(2)ポケットの数は革があまりなかったので、、、今回はシンプルに2枚です。(少な!!ww)

(3)最初に縫う場所を確認しないとポケットになるはずのところを閉じてしまったりするので注意です。

(4)サイズは重要です。せっかく作ってもカードが入らなかったら使えないので革の厚さも考えながら設計しましょう。
*カードの幅ちょうどで作ると入らないので数ミリ〜数センチ長めに幅を取りましょう。

型紙を作る(今回は省いています)

今回は簡単なシンプルなレザーカードケースなので型紙は作っていません。
設計図はめちゃ簡単に書いています。
こんな感じ


*左下の形は今回は実現不可能な形だったので裏表右下のデザインで作りました。

大きなものや難しいものを作るときは型紙と作っておきましょう。
また、同じものを何度も作る可能性がある場合も型紙を作っておくと次回から時短できます。

財布を作った時のオリジナルの型紙はこんな感じ

レザーを切っていきます

これは単純に型紙・設計図通りに革をカットしていきます。
*上の設計図とデザインはちょっと変わっています。
必要なのは以下です。

今回はSuicaなどの一般的なカードのサイズに合わせて作っています。

この時に斜めになったりずれたりしないように気をつけましょう。
少しのずれは後から紙やすりで磨く時に調整できますが、あまりずれすぎると修正が辛いです。

床面を磨く

床フィニッシュというクリーム的なもので床面を磨いていきます。
別に磨かなくてもいいですがザラザラするのが嫌な場合は磨きましょう。

僕的には手に触れないようなところはしなくても大丈夫です。
(ただのめんどくさがりです・・・ww)

コバ磨き(必要な場合のみ)

後々重なったりして磨けなくなる箇所のコバを磨いておきます。

別に磨かなくてもいい人は別にしなくてもオッケーです。
好みにもよりますが、僕は少し磨いてちょっとテカテカするくらいが好きなので磨いてます。

好きなようにカット

今回は大きい方の革の両下を斜めにカットしています。
そうすることでカードがちらっと見えますし、少しは取り出しやすいかと思います。

*後々ダサいことに気づいて小さい方の革の上も斜めにカットしていますww

大きい方の皮を折って、小さい皮を挟む

言葉の通りで、大きい方の皮を半分に折って、その間に小さい皮を挟みます。
すると、表と裏にカードを入れる場所ができます。
あとは以下の手順で縫うだけです。

革用接着剤で縫う箇所をくっつけます

接着剤をつける前に紙やすりなどでつける部分をやすっておくとくっつきやすくなります。
*あまりつけすぎるとはみ出てきて外から見えてしまうのでつけすぎは注意です。
少しはみ出た場合は後から紙やすりで磨きましょう。

また、先ほどのカットの仕方によって縫う場所が変わってきますのでご注意ください。

縫う為の穴を開けていきます

皮を縫う為の穴を開けていきます。
開ける前に穴を開けるところのガイドラインを引いておきます。
こんな感じです。

*写真は例です。
この線に沿ってヒシ目打ちで穴を開けていきます。
この作業を適当にしてしまうと縫い目の見栄えが悪くなります。

真っ直ぐなるように穴を開けていきましょう。

穴に沿って皮を縫っていく

先ほど開けた穴に沿って革を縫っていきます。
縫い方は色々ありますが一番ベーシックな縫い方で縫っています。
以下に詳しく縫い方が紹介されています。
革をきれいに縫い合わせる方法とコツ

コバを磨いていく

先ほども書きましたが、好みによって変わってきます。
今回はあまり磨いてないです、、、

磨けば磨くほどツルツルピカピカになります。
あまり強く磨きすぎると革が折れ曲がったり跡がついたりするので気をつけましょう。

完成です〜〜〜


こんな感じでめちゃめちゃシンプルなレザーカードケースができました。
これくらいだと30分でできます。*設計を除いて

完成した後も革の手入れなどもしっかり行いましょう。
手入れについては以下の記事が参考になるかと思います。
革製品の手入れをするなら知っておくべき3ブランドと、実際のメンテナンス方法を徹底解説!

たまにはレザークラフトも楽しいのでちょいちょいなんか作っていこうかと思います。
では〜



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